KMVBLOG

VMware関連のトラブルシュート・設定・検証関連の備忘録

vRealize Automation 8.1から8.2へのアップデート

先日デプロイしたvRA8.1環境を8.2へアップグレードします。途中で何度か躓いたので、その備忘録として残しておきます。

 

vRAのアップグレードは主に以下の順序で行います。

  1. vRSLCMを8.1から8.2へアップデート
  2. vRA 8.1から8.2へアップデート

 

それでは、アップグレードを実施します。

"Lifecycle Operations"をクリック

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"Settings"をクリック

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"System Upgrade"をクリック

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今回アップデートにisoファイル(VMware-vLCM-Appliance-8.2.0.23-16982087-updaterepo.iso)を使用しますので、"Select Repository Type" > "CD-ROM"を選択し、"CHECK FOR UPGRADE"をクリック

f:id:Kame-chan:20210607094752p:plain

ターゲットバージョンの8.2.0.23が検知されました。

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実行前にvRSLCMのSnapshotを取得しておきましょう。

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vCenterのホストネームを入力し、Credentialを選択

"SUBMIT"をクリック

f:id:Kame-chan:20210607095554p:plain

Snapshotのリクエストが完了するのを待ちます。

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"UPGRADE"をクリックして実行します。

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インストールが実行されています。

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アップデート完了すると自動で再起動されますので、完了まで待ちます。

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アップデート後のバージョンは以下から確認可能です。

"Lifecycle Operations" > "Settings" > "System Details"

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vRAをアップデートする前にvIDMを互換性のあるバージョンにアップデートする必要がありますが、私の環境ではvIDMは3.3.2でvRA8.2と互換性がありますので、今回vIDMのアップデートは不要です。 

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まず事前に、My VMwareからvRAのアップデートisoファイル(Prelude_VA-8.2.0.12959-17018654-updaterepo.iso)をダウンロードします。

ダウンロード後、vRSLCMの"/data/"配下にコピーします。(今回は(/data/binaries/OVAに配置)

 

それでは、vRSLCMからアップグレードしていきます。

"Lifecycle Operations" > "Settings" > "Binary Mapping" 

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"ADD BINARIES"をクリック

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Location TypeにLocalを選択、Base Locationはisoファイルへのパス(/data/binaries/OVA)を入力し、"ADD"をクリック

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躓きポイント①

エラーが検知されました。

f:id:Kame-chan:20210607111642p:plain

 Error Code: LCMSOURCEMAPPING10018
Selected files checksums does not match with any product versions supported by vRealize Lifecycle Manager.
One or more selected files checksums does not match with any product versions supported by vRealize Lifecycle Manager.

 

エラーコードを調べた所、これに合致している模様です。

Solved: vRA 8.1 / LCM 8.1 - error when source mapping vRA ... - VMware Technology Network VMTN

 

vRSLCMへパッチを適用する必要がありますので、vRAのアップデートは一旦中断します。

"Settings > Binary Mapping" > "Patch Binaries"タブ > "ADD PATCH BINARY"

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 Request Detailsから進捗を確認し、完了するのを待ちます。

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"Settings > "Binary Mapping" > "Patch Binaries"タブでvRSLCMのpatchが表示されている事を確認します。

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"Settings > "System Patches"

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"NEW PATCH"をクリック

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"NEXT"をクリック

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"INSTALL"

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PATCH適用完了まで待ちます。 

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バージョンは以下から確認可能です。

"Lifecycle Operations" > "Settings" > "System Details"

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vRSLCMのパッチが適用できた所で、再度vRAのアップデートを試します。

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PATCH1適用後はPassしました。

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"Binary Mapping" > "Product Binaries"に表示されている事を確認します。

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それでは、vRAのアップデートを再開します。

"Environments" > "vRAのEnvironment"を選択

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"UPGRADE"をクリックします。

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vRSLCMの管理外でvRAに対して何かしら変更が加わった場合は、アップデートが失敗する可能性がありますので、アップデート実行前にvRSLCMとインベントリ情報を同期しておきます。

"TRIGGER INVENTORY SYNC"をクリック

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"SUBMIT"をクリック

f:id:Kame-chan:20210607144219p:plain

Request DetailsでStatusがSuccessfulになる事を確認します。

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それでは、アップグレードに進みます。

"PEOCEED"をクリック

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"NEXT"をクリック

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"RUN PRECHECK"をクリック

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躓きポイント②

Pre-checkでエラーになりました。

エラーの詳細を確認するために、"View"をクリックして見てみます。

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VMware KB#79925を参照せよと記載があります。

https://kb.vmware.com/s/article/79925

Disk3上のservices-logsパーティション(/services-logs)の容量が不足している事が原因のようです。容量を拡張する必要がありますので、実施していきます。

vRAが稼働するESXiホストのホストクライアントにアクセスします。

https://ESXi ip or hostname/ui

vRAの仮想アプライアンスを右クリック > "設定の編集" > ハードディスク3を8GB > 25GBに変更します。

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以下、Workaroundに記載のあるコマンドを実行します。

 Workaround
To work around this issue in version 8.1 and earlier:
  1. SSH to the appliance.
  2. Run the command: "vracli disk-mgr resize". The resize procedure will start in up to a minute. Progress could be monitored in the /var/log/disk_resize.log. It is expected to fail while resizing file system for logs disk.
  3. Run the command: "/usr/sbin/resize2fs /dev/mapper/logs_vg-services--logs"
  4. Run the command:
  • For vRA/vRO 8.0: "rm /var/run/disk_stats"
  • For vRA/vRO 8.0.1 and 8.1: "rm /var/vmware/prelude/disk-management/disk_stats"
  1.  Run the command  "vracli disk-mgr" to verify if new disk space is visible.

 コマンド実行履歴です。

root@vra [ ~ ]# vracli disk-mgr resize
2021-06-07 07:31:47,891 [INFO] Resetting automatic resize scan schedule...
2021-06-07 07:31:47,891 [INFO] Reset successful. Automatic resize of any device where it is applicable will commence in the next minute.


root@vra [ ~ ]# /usr/sbin/resize2fs /dev/mapper/logs_vg-services--logs
resize2fs 1.43.4 (31-Jan-2017)
Filesystem at /dev/mapper/logs_vg-services--logs is mounted on /services-logs; on-line resizing required
old_desc_blocks = 1, new_desc_blocks = 2
The filesystem on /dev/mapper/logs_vg-services--logs is now 6552576 (4k) blocks long.

root@vra [ ~ ]# rm /var/vmware/prelude/disk-management/disk_stats

root@vra [ ~ ]# vracli disk-mgr
/dev/sda4(/):
Total size: 47.86GiB
Free: 41.25GiB(86.2%)
Available(for non-superusers): 38.81GiB(81.1%)
/dev/sdb(/data):
Total size: 140.74GiB
Free: 107.41GiB(76.3%)
Available(for non-superusers): 100.21GiB(71.2%)
/dev/sdc(/services-logs):
Total size: 24.54GiB
Free: 24.23GiB(98.7%)
Available(for non-superusers): 23.15GiB(94.3%)
/dev/sdd(/metrics):
Total size: 19.56GiB
Free: 19.31GiB(98.8%)
Available(for non-superusers): 18.31GiB(93.6%)

 "RE-RUN PRECHECK"をクリック

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Pre-checkもpassしましたので、"NEXT"をクリック

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"SUBMIT"をクリック

f:id:Kame-chan:20210607215125p:plain

Request Detailsから進捗を確認可能

f:id:Kame-chan:20210607215548p:plain

アップグレードが完了しました。私の環境だと約1時間弱程かかりました。

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"Environments" > "vRAのEnvironment"からvRAが8.2へアップグレードされいる事を確認可能です。

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以上です。

アップデートは一筋縄ではいきませんでしたが、本記事が何かしらのお役に立てれば幸いです。

 

 

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。

 

vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ

vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

 

最後は、vRealize Orchestrator(vRO)についてです。

vROで様々なタスクやプロセスを組み合わせたワークフローを作成する事によって、簡単に処理の自動化を行う事が可能になります。また、VMware環境だけでなく、3rd Party製品のプラグインをインストールする事によって、システム全体を自動化するプラットフォームとして利用する事ができます。

 

今回、ワークフローの作成は行いませんが、事前準備として、vCenterとの連携を行います。しかしその過程で、vCenterのインベントリ情報が正しく認識できない事象が発生し、その対処としてvROのプラグインの更新を行いましたので、その手順についても紹介します。

 

それでは、vROとvCenterとの連携を行います。

vRA "My Services" > "Orchestrator"

f:id:Kame-chan:20210606232030p:plain

 

 

"Workflows" > Filterで"Add a vcenter"で検索

f:id:Kame-chan:20210608134623p:plain

"Set the vCenter Server instance properties"タブで必要情報を入力

f:id:Kame-chan:20210608134753p:plain

  • vCenterのIP or ホストネーム
  • HTTPSポート番号
  •  vCenter Serverインスタンスへの接続に使用するSDKの場所
  • 証明書の警告を無視しますか? のチェックはOn

 

"Set the connection properties"タブで必要情報を入力

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  • Do you want to use a session per user method~ のチェックはOffにします。
  • vCenter Serverインスタンスへの接続に使用するユーザー名とパスワード

"Additional Endpoints"は"Set the vCenter Server instance properties"タブで入力した

vCenterのIP or ホストネームが自動で入力されます。

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"RUN"をクリックし、Statusが"Completed"になる事を確認します。

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vCenterと正しく連携できたか確認してみます。
"Administration" > "Inventory"

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正しくvCenterと連携ができていません。

この状態ですと、vROからvCenterに対してワークフローが実行できません。

プラグインのバージョンが古いと、このような状態になる場合がありますので、まずは最新バージョンのプラグインをインストールします。

 

vROの管理インターフェースにログインします。

https://"vRA FQDN"/vco-controlcenter

rootユーザーでログイン

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"プラグインを管理"をクリック

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プラグインのバージョンを確認します。

現在のバージョンは6.5.0.15718902であることがわかります。

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vRO vCenter Server plug-in for vSphere 7.0 service... - VMware Technology Network VMTN

Version7.0.0-18048864がリリースされていましたので、こちらをインストールします。

Version 7.0.0-18048864 (built 2021-05-19)

  • Added support for vSphere 7.0 API. Now plugin exposes scripting SDK with vSphere 7.0 API. Support for vSphere 6.7 API is included.

"Attachments"から、o11nplugin-vsphere-7.0.0-18048864.vmoapp.zipをローカルにダウンロードします。

f:id:Kame-chan:20210606152059p:plain

ダウンロードが完了したら、zipファイルを解凍します。

フォルダの中に"o11nplugin-vsphere.dar"というファイルを使用します。

f:id:Kame-chan:20210606233329p:plain

"参照"から選択

f:id:Kame-chan:20210606152430p:plain

"アップロード"をクリック

f:id:Kame-chan:20210606155837p:plain

"インストール"をクリック

f:id:Kame-chan:20210606155950p:plain

プラグインのインストールが実行されました。

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数分経過後、再度プラグインのバージョン画面を確認します。

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7.0.0-18048864に更新されています。

 

vCenterのプラグインの更新ができましたので、正しく表示されていなかったインベントリの画面を確認します。正しく表示されていますね。

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もし、プラグイン更新後も上記のように正しく表示されない場合は、"Workflows" > Filterにて"Update a vcenter"などで検索し、"RUN"をクリック

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"Update a vCenter Server instance"が"Completed"のStatusになる事を確認します。

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再度"Administration" > "Inventory"でvCenterのインベントリ情報を確認します。

 

この後、ワークフローを作成していく流れですが、今後ワークフローの検証を行った際に記載していく予定です。

 

以上です。

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。

 

vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ

vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

 

今回は作成したBlueprintをユーザーに公開します。作成したBlueprintをユーザーに公開するにはService Brokerを設定します。

 

"My Services" > "Service Broker"

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"Content&Policies" > "Content Sources" > "NEW"

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"Cloud Assembly Blueprint"を選択します。

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名前とSource Projectを選択し、"VALIDATE"をクリック

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"Content source validated successfully. 0 items found." となってしまってます。

通常であれば、前回作成したBlueprintが1 itemとして表示されるはずです。

 

"Cloud Assembly" > "Design" > "VERSION HISTORY"を見てみます。

f:id:Kame-chan:20210530222743p:plain

作成したv1.0の"RELEASE"をクリックしてみます。

f:id:Kame-chan:20210530222947p:plain

"RELEASE"をクリック

f:id:Kame-chan:20210530223016p:plain

v1.0がリリースされました。

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再度Validationを実施してみます。

今度は"1 items found"になっていますので、"CREATE & IMPORT"をクリック

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作成できました。

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"Content Sharing"をクリックし、Projectを指定、"ADD ITEMS"

f:id:Kame-chan:20210530234322p:plain

"Win2016"のチェックボックスにチェックを入れ"SAVE"をクリック

f:id:Kame-chan:20210530234610p:plain

f:id:Kame-chan:20210530234610p:plain

"Content"セクションにtemplateが表示されます。

f:id:Kame-chan:20210530235241p:plain

"Content"セクションには、インポートしたすべてのblueprintとtemplateが表示されます。また、このページの全ての項目は"Catalog"に表示されます。

"Catalog"をクリックするとユーザーがリクエスト可能な項目が表示されます。

f:id:Kame-chan:20210530235538p:plain

適切なアクセス権限を付与されているユーザーは、このページから要求可能です。

"REQUEST" > "SUBMIT"をクリックします。

f:id:Kame-chan:20210530235903p:plain

vSphere Clientからも確認可能です。

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DeploymentのTaskがも完了しました。

f:id:Kame-chan:20210531091956p:plain

 

一度リクエストが送信されると、全て自動でWindows Serverを展開できます。

 

以上です。

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。

 

vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ

vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

 

Blueprintは仮想マシン、ネットワーク、ストレージ、セキュリティグループなどのリソースをキャンバス上に配置し、パラメータを指定、展開していきます。今回は仮想マシンを1台デプロイする単純なBlueprintを作成して動作を見ていきます。

 

"Cloud Assembly" > "Design" > "Blueprints" > "NEW"

f:id:Kame-chan:20210529151828p:plain

Blueprintの名前とProject名を指定し、"CREATE"

f:id:Kame-chan:20210529152110p:plain

中央のドットがある部分はキャンバスと呼ばれます。

左側にリソースタイプが表示され、右側に選択したリソースのプロパティが表示されます。

f:id:Kame-chan:20210529152912p:plainResource Type > "vSphere" > "Machine" をキャンバスにドラッグします。

f:id:Kame-chan:20210529153501p:plain

vSphere Machine用のNetworkも必要です。

"vSphere" > "Network" をキャンバスにドラッグします。

f:id:Kame-chan:20210529154431p:plain

キャンバス上にvSphere MachineとNetworkを追加しましたので、2つのリソースを接続します。

f:id:Kame-chan:20210529154807p:plain

Machine Resourceを選択し"Properties"タブから"Win2016"にリネームしました。

Imageには、Image Mappingで作成したものを指定しました。

f:id:Kame-chan:20210529160619p:plain

"TEST" を実行し、"Successful"が表示される事を確認します。

f:id:Kame-chan:20210529194447p:plain

デプロイする前に現在のVersionを"v1.0"として管理しておきます。f:id:Kame-chan:20210529194633p:plain

 "DEPLOY"を実行します

f:id:Kame-chan:20210529194802p:plain

デプロイ中の進捗状況は"History"から確認可能です。f:id:Kame-chan:20210529204002p:plain

 vSphere上でもデプロイされている事を確認できます。

f:id:Kame-chan:20210529223916p:plain

 以上でBlueprintの展開は終了です。

ここで作成したBlueprintをCatalogに展開する事によって、ユーザーはいつでもWindows Serverの仮想マシンを自動でデプロイする事ができます。



 

 

 

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。

 

vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ

vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

 

 今回は、Flavor MappingとImage Mappingを作成していきます。

 

Flavor Mappingは、特定のクラウドアカウント/リージョンに対するリソースのサイズを定義します。例として以下のようにサイズを定義しBlueprintの作成時に使用します。

  • Small (CPU#1/MEM#2GB)
  • Medium (CPU#2/MEM#4GB)
  • Large (CPU#4/MEM#8GB)

"Infrastructure" > "Configure" >  "Flavor Mappings" > "NEW FLAVOR MAPPING"をクリック

f:id:Kame-chan:20210528094131p:plain

Flavor nameを入力

Cloud Accountを選択し、CPUとMemoryの値を入力しCREATE

f:id:Kame-chan:20210528094055p:plain

Flavor Mappingが作成できました。

f:id:Kame-chan:20210528094651p:plain

次はImage Mappingを作成します。

Image Mappingは、OSのテンプレートです。Cloud Accountで用意されているVMテンプレートをImgetとして定義します。

 

"Infrastructure" > "Configure" >  "Image Mappings" > "NEW Image MAPPING"をクリック

f:id:Kame-chan:20210528094959p:plain

Image nameを入力

Cloud Accountを選択し、ImageのためのTemplateを選択します。

今回はWindows Server 2016のTemplateを用意しましたので、そちらを選択します。

f:id:Kame-chan:20210528095130p:plain

Image Mappingが作成できました。

f:id:Kame-chan:20210528095530p:plain

次は、Network Profileを作成します。

Network Profileは、デプロイするVMが接続するネットワークを定義します。

 

"Infrastructure" > "Configure" >  "Network Profiles" > "NEW NETWORK PROFILE"をクリック

f:id:Kame-chan:20210528120309p:plain

"Summary"タブからCloud Accountを指定し、Network Profile名を入力します。

f:id:Kame-chan:20210528131557p:plain

"Networks"タブから"ADD NETWORK"をクリック

f:id:Kame-chan:20210528141256p:plain

選択したCloud Account上の全てのネットワークが表示されます。

VMをデプロイした際に所属させるネットワークを指定します。

f:id:Kame-chan:20210528141658p:plain

"CREATE"をクリックして作成します。

f:id:Kame-chan:20210528141950p:plain

Network Profileが作成できました。

f:id:Kame-chan:20210528142810p:plain

次は作成したNetwork ProfileのIPレンジを指定してみます。

"Infrastructure" > "Resources" >  "Networks" > 先ほど選択したネットワークをクリックします。f:id:Kame-chan:20210528143432p:plain

 IPアドレス(CIDR形式)/Default Gateway/DNSの情報を入力

"Default for Zone"にチェックを入れて、"SAVE"をクリックします。

f:id:Kame-chan:20210528144137p:plain

IP Rangeを指定します。

"Infrastructure" > "Resources" >  "Networks" > "IP Ranges" > "NEW IP RANGE"

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先ほどCIDER形式のIPアドレスやDefault Gatewayなどを指定したネットワークがドロップダウンで表示されます。

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IP Rangeに指定するStart IPとEnd IPを入力して、"ADD"をクリックします。

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IP Rangeが指定できました。このIPはこれからデプロイするVM用に使用されます。

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最後はStorage Profilewを作成します。

Storage Profileは、デプロイするVMに適応するStorage PolicyやDiskのプロビジョニングタイプ(Thin or Thick)などを定義します。

 

"Infrastructure" > "Configure" >  "Storage Profiles" > "NEW STORAGE PROFILE"

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Cloud AccountやStorage Profile名を入力しその他は環境に合わせて指定します。

"CREATE"をクリック
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Storage Profileが作成できました。

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ここまでで、Flavor Mapping、Image Mapping、Network Profile、Storage Profileを作成しました。

 

以上です。

 

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。

 

vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ

vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

 

今回はProjectを作成です。

前回作成したCloud ZoneとユーザーをこのProjectに割り当てます。

 

"Infrastructure" > "Configure" > "Projects" > "New Project"をクリック

SummaryタブのProject名を入力します。

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"Users"タブをクリックし、ユーザー/グループを追加します。

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Add Usersをクリックし、追加するユーザーを選択します。

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 "Provisioning"タブから"ADD CLOUD ZONE"でCloud Zoneを選択します。

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作成したCloud Zoneを選択し、その他のパラメータも確認の上、"ADD"をクリックします。

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次は"Custom Naming" > "Template"セクションに移動します。

ここでは、vRAを介してデプロイされるVM名の名前付けパターン/規則を定義します。

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その他はデフォルト設定のまま、"CREATE"をクリックします。

Projectが作成できました。

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ここまでで、Cloud Account、Cloud ZoneとProjectが作成できました。

以上です。

 

 

 

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。

 

vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ

vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定

vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成

vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成

vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成

vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開

vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開

vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携

 

前回、ADユーザーとグループをインポートしましたので、vRAの権限を割り当てていきます。その後Cloud AccountCloud Zoneを作成します。

 

vIDMのデフォルト構成管理者でvRAにログインします。

"Identity&Access Management"をクリック

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ADユーザーとグループに権限を付与します。今回は"kamev"というADユーザーに各サービスの管理者権限を付与します。

"EDIT ROLES"

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Assign Organization Rolesに"Organization Owner"を選択します。

Assign Service Rolesに各サービスを追加し、保存します。

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これでADユーザーに対してロールを割り当てることができましたので、設定したADユーザーでログインできる事を確認します。

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ログインできました。

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ここからCloud AccountとCloud Zoneを作成していきます。

"Cloud Assembly"を選択します。

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Infrastructure > Connections > Cloud Accounts > "Add Cloud Account"をクリック

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 Cloud Account Typeから"vCenter"を選択

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Cloud Account名と接続先のvCenter情報を入力し、"VALIDATE"をクリック

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 ValidationをPassすると管理下のDatacenterが見えてくるので、チェック、"ADD"します。

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 Cloud Accountが正常に作成されました。

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 続いてCloud Zoneを作成します。

Configure > Cloud Zones > "NEW CLOUD ZONE"をクリックします。

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 先ほど作成したCloud Accountを選択し、Cloud Zone名を入力します。

Placement Policyはデフォルトのまま、Folderを選択し、"CREATE"をクリックします。

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 Cloud Zoneが作成されました。

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 以上でCloud AccountとCloud Zoneの作成は完了です。