vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開
今回、vRealize Automation8.1(vRA)を検証する必要がありましたので、デプロイしてテストしてみました。その構築メモになります。
vRealize Automationを構築する Part1: vRAのデプロイ
vRealize Automationを構築する Part2: vIDMの設定
vRealize Automationを構築する Part3: Cloud Account & Cloud Zoneの作成
vRealize Automationを構築する Part4: Projectの作成
vRealize Automationを構築する Part5: Flavor Mapping & Image Mappingの作成
vRealize Automationを構築する Part6: Blueprintの展開
vRealize Automationを構築する Part7: Content & Catalogの展開
vRealize Automationを構築する Part8: vRealize Orchestratorとの連携
Blueprintは仮想マシン、ネットワーク、ストレージ、セキュリティグループなどのリソースをキャンバス上に配置し、パラメータを指定、展開していきます。今回は仮想マシンを1台デプロイする単純なBlueprintを作成して動作を見ていきます。
"Cloud Assembly" > "Design" > "Blueprints" > "NEW"
Blueprintの名前とProject名を指定し、"CREATE"
中央のドットがある部分はキャンバスと呼ばれます。
左側にリソースタイプが表示され、右側に選択したリソースのプロパティが表示されます。
Resource Type > "vSphere" > "Machine" をキャンバスにドラッグします。
vSphere Machine用のNetworkも必要です。
"vSphere" > "Network" をキャンバスにドラッグします。
キャンバス上にvSphere MachineとNetworkを追加しましたので、2つのリソースを接続します。
Machine Resourceを選択し"Properties"タブから"Win2016"にリネームしました。
Imageには、Image Mappingで作成したものを指定しました。
"TEST" を実行し、"Successful"が表示される事を確認します。
デプロイする前に現在のVersionを"v1.0"として管理しておきます。
"DEPLOY"を実行します
デプロイ中の進捗状況は"History"から確認可能です。
vSphere上でもデプロイされている事を確認できます。
以上でBlueprintの展開は終了です。
ここで作成したBlueprintをCatalogに展開する事によって、ユーザーはいつでもWindows Serverの仮想マシンを自動でデプロイする事ができます。