簡易的なメールサーバーを立てて、vCenterのメールアラートテストをする Part2
前回の記事で、メールサーバーを構築して、メールの送受信ができる事を確認しました。今回はそのメールアドレスを使用してvCenterのアラートメールテストを行います。
2.vCenter上でテスト用のアラームを作成して、メールが飛ぶかテストをする。
まずは、vCenter側の設定を行います。
vSphere Clientにログイン > vCenter > 設定 > 全般 > 編集をクリック
メール > メールサーバーとメール送信者の項目を入力します。
vCenter側の設定を行った所で、次はテスト用のアラートを作成します。
今回はメール通知テストを行うだけなので、簡単にアラートが発生するようにします。
内容としては、VMを作成した際にアラートを発生させます。
アラーム名を入力し、ターゲットのタイプを"仮想マシン"にします。
"仮想マシンが作成されました"
アラームトリガーは重大
Eメール通知を送信をOnにし、件名はデフォルト、Eメールの宛先を入力
このアラームを有効にするがOnになっている事を確認して、"作成"をクリックします。
新規アラームが作成できたところで、次は新規に仮想マシンを作成します。
新規仮想マシンの作成が完了後にアラートが記録されている事を確認します。
Thunderbird側でメールが受信されているか確認をします。
正しく受信ができている事を確認できました。
vCenter側のログも確認してみます。
/var/log/vmware/messages
2021-05-05T07:46:44.613771+00:00 vcenter01 sendmail[30731]: 1457ki5g030731: from=<kamev@lab.local>, size=1138, class=0, nrcpts=1, msgid=<202105050746.1457ki5F030730@vcenter01.lab.local>, proto=ESMTPS, daemon=MTA, relay=vcenter01.lab.local [127.0.0.1]
2021-05-05T07:46:44.621118+00:00 vcenter01 sendmail[30730]: 1457ki5F030730: to=kamev@lab.local, ctladdr=kamev@lab.local (0/0), delay=00:00:00, xdelay=00:00:00, mailer=relay, pri=30913, relay=[127.0.0.1] [127.0.0.1], dsn=2.0.0, stat=Sent (1457ki5g030731 Message accepted for delivery)
以上です。