KMVBLOG

VMware関連のトラブルシュート・設定・検証関連の備忘録

NSX-T 2.4 "Unable to delete logical port with attachments of LogicalPort"の対処方法

NSX-T ManagerのGUIからセグメントを削除しようとしたところ、削除"ボタンがグレーアウトしてしまい、削除ができなくなりました。その対応についての備忘録

f:id:Kame-chan:20201012113206p:plain

 

エラーメッセージから、セグメントに関連付けられているLogical Portが存在する事がわかります。この場合APIを介してLoigical Portを削除する必要があります。

f:id:Kame-chan:20201012113256p:plain

 また、今回はdetachオプションを使用して、強制的に削除を実施する必要があります。

NSX-T Data Center API Guide

f:id:Kame-chan:20201012171326p:plain

API callを実施するために、Postmanで少々設定をします。

 

AuthorizationでTYPEを"Basic Authentication"に設定

Username/Passwordを入力

f:id:Kame-chan:20201012171931p:plain

 

HeadersContent-Typeを"application/json"に設定

f:id:Kame-chan:20201012173709p:plain

DELETEを選択し、パラメータの末尾に?detach=trueを追加します。

このオプションによって、強制的にLogical Portが削除されます。

f:id:Kame-chan:20201012173759p:plain

最後にSendをクリックして、リクエストを送信します。(リターンコードが200 OKである事を確認します。)

 

私の場合、APIコマンド送付後、GUI上の表示が消えなかったので、NSX-T Managerを再起動すると、消えました。

f:id:Kame-chan:20201012211545p:plain

 

以上です。