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VMware関連のトラブルシュート・設定・検証関連の備忘録

NSX-Tのパスワード有効期限について

NSX-Tのユーザーはadmin/audit/rootの3つがありますが、全てのユーザーのパスワードは90日後に変更する必要があり、期限切れが迫ると警告がでます。

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NSX-Tのパスワード有効期限はデフォルト90日になっています。

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今回は、パスワードの有効期限を無効にする方法について記載します。

 

パスワードの有効期限が切れると、一部の機能(APIやWebインターフェース)が使用できなくなるため、パスワードは定期的に変更するか有効期限を無効にしてください。

 

NSX-T Managerのパスワードだけでなく、Edge TransportNode(Edge VM)のパスワードも同様に有効期限切れになりますので、そちらも同時に変更する事を推奨します。

 

次のコマンドを使用して、パスワードの有効期限ポリシーを無効にできます。

NSX-T Managerが3台で構成されている場合は、どれか1つのノードでのみ実行します。

 

1.NSX-T ManagerにSSH等でログインします。

2.adminユーザーでログインします。

3.パスワードの有効期限を削除します

 

clear user admin password-expiration 

clear user audit password-expiration

clear user root password-expiration  

 

4.パスワードの有効期限を確認します。

 

get user admin password-expiration

Password expiration not configured for this user

 

Edge TransportNode(Edge VM)も同様の手順で実施します。